NonStageTheater - 西区DEアートとは

こんにちは、河合達人でございます。
今回の私たちの企画「NonStageTheater」の大元である、
「西区DEアート」について説明したいと思います。
「西区DEアート」を平たーく言いますと、
新潟大学美術科が主催している
アートプロジェクトです。
古典的な芸術作品の発表の考え方は、
美術館や博物館に作品を飾り、
そこに人を呼んで見てもらう、というものでした。
しかしそういう、どちらかと言えば消極的な方法だけ
ではなく、作品をつくる側が、
見てほしい人たちの所へ積極的に飛び来んでいく
という考え方が現代美術、現代アートの中には
大いにあります。



なぜ現代アートがそういう流れになっているかというと、
我々が今、この現代につくっている(つくるべき)作品は
例えば神とか貴族の為のもの崇高できれいなものではなく
日常とか人間とかいった、もっとドロドロしていて
一見「汚い」とも言えるものを表現したものです。
そんな作品を美術館や博物館といった形にはめて
作品が生きるのでしょうか。
「作品を飾る」という考え方から、
作品を生かす・成長させる、
という考え方にうつっているのです。



そういう考え方のもと、2001年に新潟大学にほど近い
「内野町」を舞台に「うちのDEアート」が開催されました。
内野は新川掘削工事で発展をした街で、
たくさんの神社やお祭りがあり、
現代アートを展開するのには格好の場所です。
この「うちのDEアート」は「西区DEアート」の原型で、
01年,03年,05年と一年おきに開催されて、
だんだんと認知も高まり住民の方々の協力も
大きくなってきています。
今年は新潟市の政令市移行に伴い、場所を「内野」から
「新潟市西区」(特に内野・五十嵐・寺尾)に広げ
「西区DEアート」と改称しました。



ちなみに、市役所(西区役所)などの広報には
「西区でアート」と「で」がひらがなで
書かれている場合があります。
これは、我々のアートプロジェクトが行われる
のと同時期に開催される「みゅーじっくろさき」、
「文化村さかいわ」も含めて「西区でアート」と
なっています。つまり、
『西区でアート』に内包される
「西区DEアート」「みゅーじっくろさき」「文化村さかいわ」
という訳です。分かりにくいですね(汗)。

ちなみに「みゅーじっくろさき」は
新潟大学音楽科が主催する黒埼・大野で展開する
音楽祭です。これは、音楽科に音楽マネジメントという
音楽をどう親しんでもらうか、どうコンサートに足を
運んでもらうかという観点から、
音楽を聞いてもらう耳を増やすために活動する専攻があり、
その授業の一環です(私は音楽科なので関わる事も
できたのですが私は美術科主催の西区DEアートに
浮気しました笑)。

「西区DEアート」についてわかっていただけたでしょうか?
次回からは私が大学で学んでいる「現代音楽の作曲」から考える
現代アートについてお話してみたいと思います。